2016年にバンクーバー、2017年にトロントを訪れた時に立ち寄った施設を3つほど取り上げます。有名な画家の名前が思い浮かんでこないカナダですが、それなりに楽しめる美術館はちゃんとありました。 Art Gallery of Ontario このブログ書くにあたって調べてみればカナダの美術史に名... 続きをみる
博物館のブログ記事
博物館(ムラゴンブログ全体)-
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カナダを訪れたのは、2014年にモントリオール、2016年にバンクーバー、2017年にトロントの3回。ずいぶんと時間が経っていることもあって写真を見ながら記憶を辿ってみたのですが、モントリオールの現代美術館には行っていませんでした。また、VIAという鉄道を利用してケベック・シティーまで東進してか... 続きをみる
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イギリスの思ひでの最終回はハリポタねたです - ヨーク、オックスフォード
いわゆる美術館や博物館ではないのですが、イギリスで印象に残った二つの施設について書いてみます。長々と続いてきたイギリス編は、これで取り敢えずの最終回。次回は…、コロナ感染の現状からすると、次回も過去の海外旅行を題材にしそうな気がしています。 The Great Hall, University ... 続きをみる
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2018年のイギリス旅行ではANAの特典航空券を利用しました。そのためか、エディンバラ国際空港からの帰国便はドイツあたりでの乗り継ぎを探しても見つからず、なんとか確保できたのがマンチェスターからブリュッセルを経由して帰ってくる経路。ロンドンまで引き返せば簡単なものを年甲斐もなく意地になってしまっ... 続きをみる
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44. 松竹映画の撮影所があった大船は大船市でも藤沢市でもなく鎌倉市です- 鎌倉市川喜田映画記念館(神奈川県鎌倉市)
アラカンが小学生だった頃には、冬休みや夏休みになると「ガメラ」だの「ゴジラ」だのと言ったオコチャマをターゲットにした映画を盛んにやっていました。親の方針が「長期の休み1回につき映画は1回」だったため、「ガメラ」と「ゴジラ」とぶつけられたりしたものなら悩みに悩んだわけですが、そんな育ち方をしたせい... 続きをみる
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34. でっかい本棚に圧倒されるのは不思議な気分 - 東洋文庫ミュージアム(東京都文京区)
大量の蔵書を保有する研究機関が運営する展示施設となると美術館というよりは図書館な訳ですが、ウィーンのオーストリア国立図書館やマンチェスターのジョン・ライランズ図書館などは世界的に有名な観光アイテム。近世の建築そのものが素晴らしかった図書館と平成に建築された鉄筋コンクリートのビルを比べても仕方がな... 続きをみる
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30. MOMATのTはTOKYOのT ? - 東京国立近代美術館工芸館(東京都千代田区)
東京の「近代美術館」でゴッホ展を見た事を思い出してネットで確かめていたら、「工芸館の石川県への移転」という記事を見つけました。工芸館の建物は、かつては旧帝国陸軍近衛師団の師団司令部。現在は重要文化財に指定されている建物なそうで、行くなら今のうちかと思って出かけてみたのですが、建物ごと移設するとい... 続きをみる
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ニューヨークは三度目で、いまさらMETでもないように思っていたのですが、これまでは近現代の作品を避けていたことを思い出して再々訪することにしました。その他、近現代の作品展示で有名なグッゲンハイム美術館、ホイットニー美術館にフェルメールの作品を観たかどうか記憶が定かでなかったフリック・コレクション... 続きをみる
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ワシントンD.C.を訪れたのは今回が二度目なのですが、前回はニューヨークからの日帰りで、ユニオン駅発着の日本人向けバスツアーを利用したら美術館には寄らずじまい。数年の時を経ての美術館訪問となりました。今回はDCのホテル代の高額さに負けてフィラデルフィアからの日帰りになりましたが、鉄道に乗る時間は... 続きをみる
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フィラデルフィア美術館 スタローンが主演した映画の封切りから40年近くが経つわけですが、美術館前の「ロッキー」の銅像の前にはポーズを決めつつ写真に収ろうとする人が行列を作り、大階段には階段を駆け上がる観光客らしき姿。未だに根強い人気があるようでした。 すごいと言えば、建物がとにかく御立派。空港... 続きをみる
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6月中頃の10日間ほど、アメリカに遊びに行ってきました。アメリカにはヨーロッパを代表する有名な絵画を収蔵した有名な美術館がいくつかあって、「アメリカに行ってヨーロッパの絵画鑑賞してどうするの?」などとへそ曲がりな事を言わなければ、かなり豪勢な美術館巡りができます。今回は、シカゴ、フィラデルフィア... 続きをみる
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25. 見ていいるだけで痛くなっちゃいました - 刀剣博物館(東京都墨田区)
トム・ハンクスやマッド・デーモンが出ていた「プライベートライアン」という映画がありました。正視するのが難しいグロいシーンが多い映画だったのですが、特にラスト近くのナイフを使った格闘シーンの、尖った先端がスーッと入っていくような映像にはビビりまくりました。アラカンは小さい頃から、鋭いものや先が尖っ... 続きをみる
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24.謎の高床式建造物は現代の見世物小屋でした - 江戸東京博物館(東京都墨田区)
以前にこの博物館を訪れたのは、もう3年近くにも前のこと。1Fにある特別展示室でレオナルド・ダ・ヴィンチの「糸巻きの聖母」を観るためだったので、6Fまで登らなければならない常設展示には寄りませんでした。その後、国技館へ出かけた折に両国駅のホームから巨大な建物を眺めながら、「なんであんなにデカイんだ... 続きをみる
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22. 巨大ビジネスビルの中の鉄ちゃんワンダーランド -原鉄道模型博物館(神奈川県横浜市)
ここが狭い意味での「美術館」になるのかどうかは微妙なところですが、展示されている大型模型の多くは手作りで、おそらくは値段の付け用ない逸品揃い。鉄博に行って本物を見ればいいじゃないかとおっしゃる向きもあるかもしれませんが、模型には模型ならではの良さがあると言うオタク的論理もありだと思うわけです。 ... 続きをみる