68. ベッドタウンの市民ギャラリー、でいいのかな?- 青梅市立(小島善太郎)美術館(東京都青梅市)
青梅はコロナが蔓延する前の2017年くらいに訪れていて、半日程度を遊んで過ごすにはちょうど良い観光地という記憶がありました。今回は開催されていた企画展示に興味があっての再訪で、ついでに紅葉を見て、街をブラブラと歩いて昼食でも取ってと考えていたのですが、ちょっとビックリ。街の雰囲気からは観光地のハ... 続きをみる
68. ベッドタウンの市民ギャラリー、でいいのかな?- 青梅市立(小島善太郎)美術館(東京都青梅市)
青梅はコロナが蔓延する前の2017年くらいに訪れていて、半日程度を遊んで過ごすにはちょうど良い観光地という記憶がありました。今回は開催されていた企画展示に興味があっての再訪で、ついでに紅葉を見て、街をブラブラと歩いて昼食でも取ってと考えていたのですが、ちょっとビックリ。街の雰囲気からは観光地のハ... 続きをみる
14. 道がつづら折りになるチョイ手前 - 町立湯河原美術館(神奈川県足柄下郡湯河原町)
超有名観光地である熱海のお隣、湯河原町も温泉の街ですが、大きなホテルのネオンが煌びやかな熱海とは方向性がだいぶ違います。特に「奥湯河原」と聞くと「庭園付きの和邸宅一棟貸し」だの「離れのみ、4棟」とか言った、高級外車が似合う隠れ家的な高級旅館が思い浮かんでしまうのですが、今回訪れた美術館はそんな奥... 続きをみる
50. 「庭園」というよりは「邸宅」ですね - 東京都庭園美術館(東京都港区)
ソメイヨシノが咲く2022年春、およそ3ヶ月ぶりでこの文章を書いています。温度、湿度が高くなり、三度目の新型コロナワクチン接写が済んだということで美術館巡りを再開しつつあるのですが、東京とその近郊の感染者数は高止まりというか、ところによっては増加に転じたかも。蔓延防止等重点措置の解除もあって感染... 続きをみる
16. 道路沿いの上島珈琲店は記念館のカフェだったんですね - 東京国立博物館黒田記念館(東京都台東区)
美術館に行くのは好きなのですが新聞、雑誌で企画展のスケジュールを丹念に調べてスケジューリングするというマメなことができません。そんな私がちょくちょくお世話になっているのがテレビ東京の「美の巨人たち」なのですが、年末年始に録り溜めていた番組を見直していたら黒田記念館で展示されている「智・感・情」を... 続きをみる
15. 新宿のビルの谷間の平成の名残り - 東郷青児記念損保ジャパン日本興和美術館(東京都新宿区)
高層ビルの42階にある美術館。いまでは六本木ヒルズの52階に森アーツセンターが出来て「高さ」のインパクトはちょっと弱めになってしまいましたが、高層ビルからの眺めとゴッホの「ひまわり」をいっぺんに楽しめるのは世界でもここだけ。平成が終わるのに合わせたかのように地上に新館を建設していて、いつの間にか... 続きをみる
13. 真鶴岬の先っちょ、原生林の中に静かに佇む - 真鶴町立中川一政美術館(神奈川県足柄下郡)
東京方面からやってきた東海道線の車窓からの眺めは、小田原、早川を過ぎたあたりから「前は海、後ろは山」になって、関東の端と言うよりも伊豆の入り口といった感じが強くなります。 人家は入江の崖地に張り付くようにして建ち、森には常緑照葉樹の巨木。そんな景色のさらに奥、小さな岬の先端近くまで行ってきまし... 続きをみる