アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

イギリスの思ひでの最終回はハリポタねたです - ヨーク、オックスフォード 

 いわゆる美術館や博物館ではないのですが、イギリスで印象に残った二つの施設について書いてみます。長々と続いてきたイギリス編は、これで取り敢えずの最終回。次回は…、コロナ感染の現状からすると、次回も過去の海外旅行を題材にしそうな気がしています。


The Great Hall, University of Oxford Christ Church

 映画版のハリーポッターで魔法学校のモデルになったらしい、いかにもイギリスの名門学校といった雰囲気の建物。映画には学生と教師達が一緒に食事を摂るシーンがありましたが、このカレッジのホールがロケに使われたとかセットの原型になったとかという事らしいです。アラカンが訪れた時も実際に食堂として使われていて、見学は昼食終了後の後片付けの時間帯。白い制服を着た職員が忙しく立ち回っている姿から予測するに、ちゃんとした給仕の元での食事らしく、アラカンが通っていた大学生協の食堂(飯場だった)とは大違い。

 こちらのカレッジにはPICTURE GALLERYがあって、某ガイドブックには「美術館」と書かれていました。オックスフォードの街から歩いて行くと真っ先に目にする門の側にあるので目立ちました(「ここから入らないでくれ」との張り紙があったはず)。
 2018年に訪れた時には有料でチケットはカッレッジ本体とは別料金、しかも、一度カレッジ本体を離れてギャラリーへ進んだら後戻りしないように念を押されました。これはアラカンの個人的な感想ですが、後戻りしたくなるギャラリーの展示でありましたので、チケット別売は良心的な配慮だったように感じました。


National Railway Museum, York

 エディンバラからマンチェスターへ鉄道で移動した際、ヨークで乗り換えることになったので、半日ばかり街をぶらついてみました。この鉄道博物館は駅に近く、最後の時間調節には最適と考えて立ち寄ってみたのですが、思っていた以上に楽しい博物館。昔懐かしい新幹線の車両があったり、バックヤード的なスペースも見学できるあたりも、旅先で思いがけない物を見つけたような気分になれて好印象でした。

 食堂が駅のホーム上にあるような作りになっていたのも、日本の鉄道博物館ではみた事がない、楽しい演出。ちゃんと温められた温野菜とキッシュが美味しかったです。