アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

イギリスの美術館 -エディンバラ

 このブログでの行き先を見てもお分かりかもしれませんが、私ことアラカン、北に旅するのは大好きです。思いっきり南の方となるとオーストラリアとニュージーランドに1回ずつ行っただけ。イギリスでもロンドンから、さらに北を目指しましたが、今回訪れたのは鉄道で気軽に行けるエディンバラ。ハイランドのスコッチウィスキーの醸造所巡りや保存鉄道見学などにもいずれは行ってみたいけど、次があるのかはよくわからない世の中になってしまいました。


National Galleries of Scotland

 ロンドンのナショナルギャリーに比べればかなり質素ですが、マネ、ゴッホ、ゴーギャン、エル・グレコ、レンブラント、ボッティチェリ、フェルメールと御宝は沢山あっての入場無料。Edinburgh Waverley駅を出たあたりから公園越しに見える建物は、スコット記念塔やエディンバラ城と相まって観光気分をとても高めてくれるものでした。

 写真ではトンネルの上の大きな木の陰で駅からは近く、ロンドン方面の列車が利用するホーム近くにあった有人の荷物預かり場を利用して、ホテルへのチェックイン前にちょこっと立ち寄る事ができたのも便利でした。
 思い出となると、出発直前に観たテレビ東京の「美の巨人たち」でゴーギャンやベラスケスが紹介されていたのにすっかり気を取られ、フェルメールを観たと言うしっかりとした記憶も写真も残っていないのが一番の思い出。ハイランド巡りのついで、駅での乗り継ぎの合間に再訪することを夢見ています。

 
Scottish National Portrait Gallery

 ここを訪れた時には猛烈な雨で、建物や街並をゆっくり眺めたり写真を撮ろうという心のゆとりは全くありませんでしたが、Googleストリートなどの写真をみると旧市街の中の由緒ありそな建物で、残念なことをしてしまいました。展示についてはアラカンが知っている人物の絵は無かったのですが、これはかなりの有名人らしい「メアリー女王」が何者なのかを、その場で検索していたというアラカン側の問題かもしれません。しかし、玄関ホールや図書館は美しく、それだけでも十分楽しめる場所でした。


The Queen's Gallery, Palace of Holyroodhouse

 バッキンガム宮殿にあるQueen's Galleryに相当するものが女王陛下の夏の離宮、ホーリールードにもありました。女王陛下が不在の時には宮殿も見学可能で、チケットは宮殿とギャラリーで別料金になるのでロンドンの方を見ておけば敢えてお金を使う必要もないように思われます。ただし、こちらは現在の宮殿ができる前の建物の跡地を見学できるのが売り。「古城」、「廃墟」が好きな方にはお勧めします。


 余談ですが、エジンバラでは近代美術館も有名で、近くまでは行ったのですが閉館時間になってしまい諦めました。こちらは旧市街から少し離れているので列車乗り継ぎの待ち時間では難しそうです。