アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

28. 岩手山の眺望も見どころのうち - 岩手県立美術館(岩手県盛岡市)

 梅雨入り前の好天のうちにと思い、一泊二日で盛岡、仙台を訪れてきました。学生時代を仙台で過ごしたアラカンにとっては、どちらも思い出深い街です。東北新幹線が回h業して便利になったこともあって、これまでも時折訪ねていたのですが、駅からの公共交通機関が便利とは言い難い岩手県立美術館には行かずじまい。ということで、意を決して(笑)初のタクシー利用と相成りました。


ざっとした御説明(2019年5月下旬の情報です)

 以前は建物もまばらだった盛岡駅西側の雫石川を渡ったところにあって、広々とした敷地に低層の建物がドーンと立っている感じ。基本はコンクリートのタタキで、エントランスホールを入ると吹き抜けになった通路がずっと奥まで広がってすっきりとした印象。1階で企画展、2階で常設展が開催されていて、常設展ではは岩手に所縁がある萬鉄五郎、松本竣介の絵画、舟越保武の彫刻を鑑賞できました。


アラカンの個人的な感想
 一人に一台、一家に複数台の自家用車がある土地柄のせいか、バスが1時間に2本で、かつ、平日午後ということもあってか人影まばらでとても静か。旅行者としては、街中の商業ビルの一部を借り上げて分館でも作ってもらえると利用しやすいのだけどなぁと思いました。そういう点からすると、以前に訪れた足利市の美術館はよく考えられていたように思います。


オススメするとするならば
 裏庭の小高くなった築山からは、高圧の送電線と鉄塔が気にはなるのですが、岩手山や市街地のビルがとても綺麗に見えました。お天気次第にはなってしまうのですが、運が良い方は登ってみることをお勧めします。



私はこうやってたどり着いた
 盛岡駅東口のタクシー乗り場から千円を少し超えた程度でした。美術館にはタクシー会社直通の無料電話がありましたので、帰りも不便は感じませんでした。