22. 巨大ビジネスビルの中の鉄ちゃんワンダーランド -原鉄道模型博物館(神奈川県横浜市)
ここが狭い意味での「美術館」になるのかどうかは微妙なところですが、展示されている大型模型の多くは手作りで、おそらくは値段の付け用ない逸品揃い。鉄博に行って本物を見ればいいじゃないかとおっしゃる向きもあるかもしれませんが、模型には模型ならではの良さがあると言うオタク的論理もありだと思うわけです。
ざっとした御説明(2019年2月下旬の情報です)
原信三郎氏(故人)が作製、収集した鉄道関係の模型やグッズを保存、展示しています。と、書いててしまうとそれだけのことなのですが、大型模型が凡そ1500台、鑑賞ブースで見ることができる貴重なフィルム映像からは日本の蒸気機関車は勿論のこと、EU発足以前の欧州の鉄道の様子を見ることができて、しかも、多くは自分で作製したとか撮影したものとのこと。個人の趣味もここまで来ると、そりゃもぉ〜博物館級としか言いようがありません。
アラカンの個人的な感想
日本の住宅事情では鉄道模型を購入しても走らせる場所を確保することが難しく、本棚の一部に並べて我慢せざるを得ないことも多いのではないかと思います(アラカンもそうしてます)。この博物館では大型模型が走り回る巨大ジオラマがあって、しかも体験運転ブースでは模型の運転台から撮影しているリアルタイム映像を見ながら模型の運転ができると言う、本物よりも模型が好きなタイプの鉄ちゃんには最高の施設だと思います。
オススメするとするならば
「博物館」と自称するだけあって、ミュージアム・ショップがあります。正確には、同じ建物の中に「天賞堂」と言うその筋では有名な模型屋さんのショップがあるのですが、刺激された所有欲が落ち着くか、より一層燃え上がるか、ちょこっと寄って、試してみてはいかがでしょうか。
財布の紐の緩さが不安とおっしゃる方々には、横浜駅からの途中に広がる飲食店街をお勧めします。博物館から横浜駅へ向かう途中にある東口地下街南側は、飲食店がやたらと多い横浜駅周辺でもアルコールを楽しむのに適した店舗が多いように思います。それと忘れてならないのは「しゅうまい」で有名な崎陽軒本店ですかね。高いところがお好きな方はSKYビルの27階の飲食店はいかがでしょうか?。
私はこうやってたどり着いた
最寄駅はみなとみらい線の新高島駅だけど、乗り換えが面倒なアラカンはJR横浜駅東口からの徒歩を選択。まずは南改札へ。
南改札を出たら左、連絡通路を経由して京急線方面へ。
京急線の改札を通り過ぎて左方向へ。
中央通路のちょい手前で階段を降りて地下街へ。
地下街では右奥、YCAT、みなとみらい地区が目標。
G階段から地上へ。博物館は横浜三井ビルディングの中。
地上へ出たらそのまま直進。
左手に見えるiPhoneのカメラには収まりきらないオフィスビルが目的地。
ビルに入ったらエスカレーターで2階へ。
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