アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

90. 次は競馬とセットで行ってみたいです - 府中市美術館(東京都府中市)

 アラカンの若い頃は「熱し易く冷め易い」、若者というようりは「バカモノ」。ギャンブルにのめり込んだことも多々あって、競馬に熱中していた頃もありました。テレビ中継でサイレンス・スズカやライスシャワーなどの「故障発生の瞬間」を見てしまうことが何度かあって勝馬投票券にお金を使うことは無くなったのですが、大きな競馬場に直接行った経験がないのがちょっと心残り。開催中の「中山競馬場」とか「東京競馬場」、関西なら「京都競馬場」にはいつか行ってみたいと思っています。今回訪れたのは東京競馬場がある街の美術館なのですが、残念ながら競馬はやっていませんでした。


ざっとした御説明(2023年9月下旬に訪れました)

 2000年開設と東京の公設美術館としては比較的に新し目の美術館。企画展示のスペースと独立した常設展示スペースがあり、ミュージアムショップ、カフェ、美術図書室、市民ギャラリー、通路から見学できるガラス張りの製作室などなど充実のフル装備。電車の駅からのアクセスはちょっと不便でしたがテニスコートや野球場、サッカーコート、バーベキュー広場もある大きな公園の一画にあって、市民が半日遊ぶには良い所なのだろうと思いました。


アラカンの個人的な感想

 都内に比べて都下の美術館の方が建物が大きい印象があるのですが、ここの建物も大きくて御立派で、吹き抜けの受付ロビーなどはまるで体育館。独立した常設展示室があって、さらに企画展示にも力を入れているようでNHK Eテレの「アートシーン」で取り上げられることもあるなど、活発に活動しているようです。日曜日に訪れたからでしょうが展示室にはもちろん、ロビー、カフェにも多くの人がいて美術館にしては賑やかでした。
 広くて綺麗で気持ち良い空間。常設展示に地域性のような特徴が見られなかった点は観光客たるアラカンとしてはちょっよ物足りなかったのですが、東京競馬場とセットならまた行っても良いかなと思っています。


ちょっとしたオマケなどなど

 最寄駅は京王線の東府中駅ですが特急が止まらないので不便。特急が止まる府中駅からは京王バスで東小金井方面へ行くバスがあって、美術館のすぐ近くまで運んでもらえす。しかし、あえてお勧めしたいのが東府中駅からの徒歩の行程。初冬なら平和通りの銀杏並木が、春ならば府中の森公園の桜並木の下を歩くことができるようです。東京競馬場へ行く電車も東府中駅から分枝していますので、競馬とセットにするのにも好都合なんじゃないでしょか。


私はこうやってたどり着いた
京王電鉄京王線東府中駅北口からスタート

交番の脇を抜けて交差点へ

高い銀杏の木が並ぶ平和通りへ
美術館への案内が要所にあったのでわかりやすかったです

通りの突き当たり、航空自衛隊府中基地の前で左折

府中の森芸術劇場で右折

劇場の横を府中の森公園へ

公園へ入ったら噴水のある広場へ

噴水を越えたら桜並木をひたすら直進
売店、テニスコートなどを越え、公園の反対側まで行くと目的地