アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

75. 「花椿」は化粧品だけじゃありませんでした - 資生堂ギャラリー(東京都中央区)

 東京で用事を済ました後は、JR東海道線で帰るのに便利な銀座で一杯やってから帰宅する事が多いです。そのため有楽町駅から新橋駅間を歩く機会は月に幾度かあるのですが、2023年の正月あたりから人手が一挙に増えたように思っています。休日の歩行者天国は2022年中から再開されていたようですが、やっと本格的に人流が戻って来たようです。インバウンドなお客さんの姿も増えて来て日常が戻って来ているのは何よりなのですが、人混みが苦手がアラカンは休日を避けて遊びに行く事になりそうなのが、ちょっとだけ不便かな。


ざっとした御説明(2023年2月下旬の情報です)

 明治の頃、元々の資生堂は薬局だったらしいのですが、現在では「グループ企業」として様々な事業を手掛けているようです。で、今回おとずずれたのはグループ企業の中の一つである「資生堂パーラー」の銀座本店の中にあるギャラリー。入り口は1階で階段を降りた所にバドミントンコートサイズの展示室が一つと、隣接して小さな部屋がもう一つ。面積は小さめでしたが天井がとても高かったことが印象に残っています。


アラカンの個人的な感想
 資生堂と聞くと化粧品メーカーの大手というイメージしかなかったのですが、お店に入れば洋菓子がずらり。なんか変だなと思って帰宅してからホームページをじっくり見たら、ビル自体はレストラン、バー、カフェ、催事場などが主体になっていて化粧品とは無縁でした。しかし、えんじ色っぽい赤が基調のビルの外壁の効果もあってか、売り場のデコレーションなんかもとってもオシャレ(死語ですな)に感じられてしまいました。休日のブラブラ歩きの休憩ついでに飲食、美術鑑賞とかって、地方都市でもできる都会的な過ごし方なわけですが、流石に銀座は一味違うと思わせてくれる施設だったように思います。


ちょっとしたオマケなどなど 

 中央通り沿い、新橋駅からの道すがらで見つけたのがマスク姿の「せんとくん」。奈良県のアンテナショップがあったのでちょっと寄って見たのでですが、物品の販売だけではなくて飲食もOK。本格的なレストランもあるようでしたが、1Fにあるカウンター席でビールを楽しんできました。こちら、曜日、時間帯によっては日本酒の飲み放題もやっているとのことでしたので、ちゃんと勢いをつけてから新橋駅方面へ繰り出したたい方にオススメです。


私はこうやってたどり着いた
JR東日本新橋駅北改札を出て左方向、銀座口へ

駅舎を出たら外堀通りを渡って右折。汐留、浜離宮の方向へ

歩行者天国になる中央通りに出たら左折して東京駅の方へ

通りの左側に面した赤いビルが目的地