アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

歩いて廻れるビートルズゆかりの街

 リヴァプールにはビートルズ関連の観光スポットが色々とあって、多くはリヴァプール・ライム・ストリート駅から歩いて回る事ができます。例えば、下の写真とか。

 
 その他にも、ジョン・レノンの生家や

ポール・マッカートニーが長く住んだ家


が残っていて、ナショナル・トラストというボランティア団体が管理していて内部を見学する事もできるようなのですが、こちらは郊外にあって行きづらいのが難点。ライム・ストリート駅近辺からなら名所巡りのバスツアーを利用するのが便利なのですが半日潰れます。アラカンがリヴァプール を訪れたのは平日で、二つの家とも公開されていないこともあって諦めるつもりだったのですが、思いがけない偶然というかトラブルの副産物で立ち寄ることとなりました。マンチェスターから鉄道で訪れるには便利な経路のように思いますので、ご紹介いたします。


 思いがけない偶然とは、アラカンが乗っていた列車が”HUNTS’S CROSS”という駅で運転打ち切りになった事。そのまま後続の列車に乗り換える事もできたのですが、ちょっと調べて見ると、”HUNTS’S CROSS駅はジョン・レノンの生家やペニー・レーンを経由してライム・ストリート駅まで行くバスの始発になっていました。
 アラカンはバスを乗り間違えて一つ先の”Liverpool South Parkway railway station”まで連れて行かれてしまったのですが、こちらはポール・マッカートニーが長く住んだ家に近く、結果としてポール・マッカートニーが長く住んだ家、ストロベリー・フィールズ、ジョン・レノンの生家を一筆書きの徒歩で見て回り、市バスを使ってペニー・レーン経由でライム・ストリート駅までたどり着く事ができました。マンチェスターとリヴァプール を結ぶ鉄道は2本あるようなのですが、HUNTS’S CROSSやLiverpool South Parkway railway stationに停車する列車を利用できるなら、「アラカン・ルート」を使って時間を節約してみてはいかがでしょうか。


以下、写真など…。


バスターミナルが立派なLiverpool South Parkway railway station


駅前には第一次世界大戦の記念碑


しばらくは大きな通りの右側を歩く。


家並みは低く、緑いところでした。


しばらく歩くと同じ色、形の長屋が並んでいます。この中にポール・マッカートにが住んでいた家があるのですが、探すのが大変でした。休日なら観光客がひしめいていてすぐわかるはず。


次はストロベリーフィルズ目指して坂道を登りました。右手はゴルフ場。


バスが走る大きな道に出て、交差点を直進するとストロベリーフィルズ。道を渡って右折すればジョン・レノンの生家。



 ジョン・レノンの生家のすぐ近くにはペニーレーンを経由してライム・ストリート駅へ行けるバスの停留所がありました。


平日はバスの便数が少なく、ちょっとだけ不便でした。(2018年6月撮影)