アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

42. 足袋やタイヤで、ガッチリ - アーティゾン美術館(東京都中央区)

 東京駅の周りには数多くの美術館があって、しかも、地下通路が発達しているので雨天、炎天でも気軽に出かけられるところが気に入っています。この美術館も八重洲の地下街からの出口を抜けて横断歩道を一つ渡ると入り口にたどり着ける、格好のロケーションにあります。


ざっとした御説明(2020年2月上旬の情報です)

「ブリヂストン美術館」が新装して再開するにあたって名前を変えた美術館。外観は京橋のオフィスビルですが、1Fがチケット売り場で2Fにロッカースペース、3Fに金属探知機のある入り口があって4, 5, 6Fが展示スペースというかなりの規模。チケットは時間指定のものをネットで事前購入しておく(空きがあれば当日に1Fで購入可)という欧米の美術館、博物館のような方式で、かつ、原則として写真撮影OKというのも日本では未だ珍しいのではないでしょうか。


アラカンの個人的な感想
 休館前には二度ほど訪れたはずなのだけど、大きめの画廊といった雰囲気だったような記憶しか残っていませんでした。しかし、改めて収蔵品を観て見れば、他館の企画展に度々貸し出されているルノワールやピカソの作品や、藤島武二、青木繁の重要文化財級の作品もあって、質も量もかなりのもの。基礎が個人のコレクションとなると、足袋やタイヤがどれだけ儲かる商売だったのか想像もつかなかい感じです。
 出口付近には巨大なタッチパネルがあって、収蔵品の解説等を見ることができるようになっていました。展示を見終わって高揚した気分のまま、さらに収蔵品を紹介してもうわけですが、これが意外と楽しかったです。


オススメするとするならば

 日本橋、京橋、八重洲、銀座と遊べる所に囲まれているような土地柄で、どこに行っても電子マネーの残高に不安を感じてしまい勝ちなわけですが、しかしながら「ポリス・ミュージアム 警察博物館」は流石の入館無料‼︎。パトカー、ヘリコプター、各種ユニフォーム類の実物を楽しみつつ、日本の警察制度の変遷や日頃の防犯に役立つ基礎知識も学べる場所になっていました。美術館の前の通りを銀座方面へ歩いて5分くらい、銀座と京橋の境目あたりにありました。


私はこうやってたどり着いた
八重洲中央口から。


地下街を行くのが最短経路。


左右にブレることなく、とにかく直進。


突き当たりの右側、24番から外へ。出て目の前の横断歩道を渡ったら目的地。