アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

38. 高いのが好きならここが一番 - 森アーツセンターギャラリー(東京都港区)

 美術品を展示している施設というと、美術館、博物館、ギャラリー、ミュージアム等々、呼び方は色々あります。辞書的な意味はともかくとして、どの名前にするかには施設側の主張が込められているのでしょうが、普段は気にも留めていません。ところが、同じビルの中にあってチケット売り場も共通だったりすると流石に気になるのですが、未だに謎のままです。


ざっとした御説明(2019年11月上旬の情報です)

 六本木ヒルズの52階にある美術館というか展示スペース。新宿の損保ジャパン日本興亜美術館の地上移設が終了すれば、もう一つ上の階の森美術館と共にダントツの高さを誇ることになります。もしかして、地上からの高さでは世界一ではないでしょうか。展示内容は、「美術館」が現代美術の企画が中心でであるのに対してして「ギャラリー」は何でもあり。時にはアニメや漫画といったサブカルチャーが取り上げられることもあります。


アラカンの個人的な感想
テレビ朝日、毛利庭園、六本木ヒルズという観光名所に加えて親しみやすい企画となれば、休日のチケット売り場やエレベーターホールの行列の長さは推して知るべし、です。美術館が主目的なら、チケットはネットで事前購入しておく事をお勧めします。


オススメするとするならば

 お天気次第になってはしまうのですが、屋上のスカイデッキが気に入っています。屋上のヘリポートですから、頭上は勿論、360度、遮るものなしの生身剥き出しで東京の街を見下ろすことができます。天井、窓ガラス無しの展望台としては、ニューヨークのロックフェラーセンターにあるトップ・オブ・ザ・ロックも迫力を感じられましたが、足下が壁ではなくて柵になっている六本木ヒルズの方が緊張感は3割増しだと思っています。しかも、美術館の入場チケットがあればわずか500円の追加料金で登れます。


私はこうやってたどり着いた
 都営大江戸線の六本木駅の3番出口へ。雨の日ならば、有楽町線の方まで歩いてから地上に出ると濡れずにすみます。


地上に出たら左、渋谷方向へ。


途中には渋谷駅方面へ行く都バスのバス停。


有楽町線の駅から地上に出るエスカレーターが見えたら階段登ってビルの方へ。


「蜘蛛」の足元を抜けてテレビ朝日、毛利庭園方面へ。


左側にチケット売り場の入り口。売り場は階段を登った通路の先。