アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

4. Googleマップが間違えたかと思ったよ - 足利市立美術館(栃木県足利市)

なぜ「足利市」だったのか
 紅葉を求めてJR東日本の「週末お出かけパス」で行ける北東方面の端っこ、足利市へ行ってきました。足利市といえば日本最古の学校である「足利学校」が有名な街ですが、ネットで検索してみれば市立の美術館があるとのこと。HPを見た限りでは、あくまでも地域住民のための施設で観光客はお呼びじゃない感じだったのだけど、こんなブログを書き始めた勢いで寄らせていただいてきました。


ざっとした御説明(2018年10月下旬の情報です)
 建物の1階と2階に展示室が大小合わせて4つ、休憩所、受付け、小さなショップとカフェスペースが用意された必要にして最小限の施設。地域性にこだわった展示を企画しているとのことで、アラカンが訪れた時も足利市出身で主に足利市で制作活動をした作家の企画展をやっていました。来館者は多いわけではないけれど寂しく感じるほど少なくもなく、しっかりと利用されている印象を受けました。入り口付近の作りは「いかにも美術館」といった洒落たもので、自分が住む街に美術館がないアラカンとしては、ちょっと羨ましかったですね。


 ところで、Googleマップのナビを利用して徒歩で行ったのですが、マップが示した建物の遠景はどう見てもマンション。Googleマップでも間違うことがあるのかと、ちょっとだけ焦りました。


あえてオススメするとするならば
 市内観光で有名なところは足利学校と鑁阿寺と言うことで、美術館は東武伊勢崎線の足利市駅からならば経路の中間地点になり「ついでに寄ってみる」にもハードルは低いかとは思います。しかし、両毛線の足利駅からは微妙に逆方向で、地域住民のための美術館に観光客がわざわざ足を向ける気になるかとなると難しいでところですね。もう一つの観光の目玉である「あしかがフラワーパーク」へは両毛線で一駅だったりもしますので、寄り道せずに足利駅へ戻るのが真っ当な選択かな、やっぱり。
 アラカンとしては「渡良瀬橋」のかかる風景を中橋近くの堤防上からを眺めたのち、川沿いの道を駅までプラプラと歩いたのも観光の目的のうちだったのですが、「森高千里」に思い入れがない人には何のことやらわからないでしょうね、と思いつつも、敢えてオススメするとなるとそれくらいかな。


私はこうやってたどり着いた
JR東日本の「休日おでかけパス」を利用したアラカンは両毛線足利駅の北口からスタート。


改札を背に左手方向に進むと、電気機関車が展示されていました。看板の矢印に従って交差点を目指して右斜め前方の交差点へ。


交差点の角にはコンビニ。ここを左へ。


地下道がある「通1丁目」の交差点。美術館へはここを直進、足利学校へは右折。


Googleマップのお告げに従って、最初の信号機がある交差点を左折。なのだけど、ここは直進して一つ先の「通2丁目」の交差点を左折した方が簡単だった。


10mほど歩いて右手に見えたマンション風の建物の1, 2階部分が目的地でした。