アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

33. てっきりギロッポンだと思っていたけど住所は赤坂だった - サントリー美術館(東京都港区)

 最寄駅が地下鉄の六本木駅ですぐ近くのコンビニが「六本木7丁目店」となっている東京ミッドタウンですが、このブログを書くにあたって調べてみたら、なんと住所は港区赤坂。ちょとだけ、東京に詳しくなれました。


ざっとした御説明(2019年8月中旬の情報です)

 東京ミッドタウンのガレリアという、飲食店やブティックがたくさん入った商業ビルの3, 4階にある、主に日本の古美術を収蔵した美術館。展示室はガラスで仕切られた大きな展示棚が壁全面に設けられていて、大ぶりの掛け軸、障壁画や屏風、蒔絵などの工芸品が数多く展示できるようになっていました。常設展示室は無くて、企画展示の中で収蔵品を紹介しているようです。


アラカンの個人的な感想
 工芸品には興味が薄いアラカンには御縁が無さげな美術館なのですが、国立新美術館へ行ったついでに時たま立寄っています。ちなみに、新美術館で見たのがクリスチャン・ボルタンスキーという現代美術作家の回顧展で死や不在がモチーフの、さながらお化け屋敷の中を歩いている感じのもの。こちらの展示が「遊び」をキーワードとした絵巻物や屏風絵が主体のものだったので、印象の違いが滅茶苦茶に大きくて、とても面白かったです。


オススメするとするならば
 なにせ東京ミッドタウンなわけで、庭園、高級ホテル、食事、お酒、お買い物と何でもあるわけですが、敢えてオススメするならば、やっぱり美術館のハシゴ。地下鉄の六本木駅からはサントリー美術館、六本木ヒルズ(森アーツセンター、森美術館)、国立新美術館が徒歩圏内で、新美術館から青山霊園を突っ切れば根津美術館まで行けない事もありません。ちなみに、この日のアラカンは新美術館、サントリー美術館と回ったのち、大江戸線に乗って汐留へ。パナソニック汐留美術館でマイセンの焼き物を見た後、銀座6丁目で一杯やって帰るというコースでした。


私はこうやってたどり着いた
JRで品川を経由して恵比寿へ。日比谷線に乗り換えて六本木駅で降りたら8番出口へ。

東京ミッドタウンへの道標が沢山あるので素直に従えば迷う事なし。

ずんずん直進。

通路突き当たりを右方向へ行くとガレリア棟。