アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

8. 一等地なのに混みすぎない奇跡の空間 - 三菱一号館美術館(東京都千代田区)

ざっとした御説明(2018年11月中旬の情報です)
 昔はオフィス街、今じゃ立派な観光スポットになった丸の内にある美術館。超高層ビルの低層階の外観だけを、立て直す前の由緒ありげなものにしていることが多い昨今の東京ですが、ここは木とレンガで出来た低層の建物をそのまま復元しています。赤レンガの建物としゃれた飲食店に囲まれた中庭が、すでに芸術的な雰囲気たっぷり。


アラカンの個人的な感想
 長蛇の列ができる本格派豪速球投手的な展覧会が目白押しの東京にあって、ちょっと捻りを効かせた企画で楽しませてくれる美術館ではないでしょうか。しかも、ひどく混むことがないのが良いです。今回訪れた時も、ゴッホ、ジョルジュ・ブラッグ、ピカソ、ボナール、アンリ・ルソー、ゴヤの作品が一堂に展示された部屋の中央で、ソファーに座ってゆっくりと時間を過ごすことができました。立地を考えると、奇跡的だと思います。下の写真は「撮影OK」の複製画が用意されたスペースなのですが、人影が写り込まない写真を簡単に撮影することができました。


オススメするとするならば
 中庭の向かい側にあるワイン・バー(マルゴー)のオープンテラスは外人さんの姿も多く、グラスで頼んだワインでもあれば、気分はもうヨーロッパ(笑)。

 まぁ、丸の内自体が遊べるスポットである上に、日比谷公園や有楽町の駅も近いですから何でもありなわけですが、アラカンは東京国際フォーラムの建物の間を抜けて有楽町方面へ行くのが好きです。移動販売車でも来ていれば、手軽に安く食事をとってから銀座をブラブラすることもできます。今回は木々の葉が色づきつつあるところで、ガラス張りの建物と相まって洒落た公園のようになっていました。


私はこうやってたどり着いた
 東京駅丸の内南口から出て地上を行くのわかりやすいです。


 駅舎を出たら横断歩道を渡って右折、KITTE側の歩道を駅前広場反対側へ。


駅前広場の反対側の横断報道を渡って左折して東京駅舎から離れます。


地下街を抜けて京葉線ホーム付近から地上に出るルートもあって、酷暑や雨の日には便利そうなのですが、アラカンは迷ってしまうので避けています。


直進してほどなく目的地。メインの入り口へはレンガ造りの建物の手前で中庭へ。