アラカンの逝く前に行ってみた

主に美術館巡りかな

12. 茅ヶ崎って砂混じりではないの? - 茅ヶ崎市美術館(神奈川県茅ヶ崎市)

 桑田佳祐が「砂混じりの茅ヶ崎」と歌ったのは40年ほど前になるわけですが、最近の茅ヶ崎を訪れても砂は感じられません。住んで見れば違うのかもしれませんが、防砂林の松が成長したとか、相模湾沿いの砂浜が痩せてきているとか、何がしかの変化があるのかもしれません。何れにせよ、40年という歳月の長さを思わずにはいられません。


ざっとした御説明(2018年12月下旬の情報です)

 JR茅ヶ崎駅から10分ほど海側に歩いた住宅街にある公園の中、松林に隠れるようにして静かに建っています。小さくて可愛らしい建物なのですが、展示室が3つとコインロッカー室、椅子とテーブルが用意された情報スペースに、なんとカフェまであります。常設展示はなく、茅ヶ崎に所縁がある、あるいは在住の作家の作品による企画展が年に数回開催されているようです。
 公園の中には日本庭園などもあり、季節によっては梅の花や色づいたモミジを楽しむことができます。


アラカンの個人的な感想
 地域にこだわった展示が主だと思います。茅ヶ崎市在住の作家の企画展示では、作家ご本人と一緒に作品を鑑賞したことがあります。また、市内の中学、高等学校から選ばれた美術作品の展示会が開催されることがあります。自分の描いた作品が選ばれて、綺麗な美術館に展示されるという経験は、子供にとっては忘れられない思い出になるのではないでしょうか。奇抜な発想やら、遠慮のない勢いが画面から溢れてくるような作品をみることができるので、アラカンは楽しみにしています。


オススメするとするならば
 海で遊ぶ事の他には意外とやることが少ないのが茅ヶ崎。アラカンは年に数回訪れるのですが、JR東海道線のお隣の駅である辻堂駅前のテラスモール湘南で映画を見た後とか、平塚の美術館とセットにすることが多いです。遠方からの観光でのお出かけならば、隣町の寒川神社に立ち寄るのも良いかもしれません。自動車利用ならば、江ノ島との組み合わせもありでしょう。
 そんな茅ヶ崎であえてオススメするならば、駅からの道をそのまま海辺まで歩いて「サザンビーチ」から烏帽子岩を眺めるのは如何でしょうか。サザンオールスターズファンには有名な野球場の直ぐそばを通ります。


私はこうやってたどり着いた
最寄駅はJR東海道線の茅ヶ崎駅。海側、南口へ。


タクシー乗り場の先の横断歩道を渡って、ちょっと狭い「高砂通り」へ。

変則の4差路があるので、道なり、右方向へ。


右手に教会、左手に図書館と高砂緑地という公園があったら、そのちょっと先。


美術館の駐車場は、この入り口の隣。美術館の建物は更に奥。